第10回「命の重みを考える-取材を通じて-

平成21年11月3日(火)文化の日

13:30~15:00

県総合保健センター2階 大会議室

藪本雅子

元日本テレビアナウンサー・記者
1991年、日本テレビアナウンス部入社。DORA結成で注目され、「EXテレビ」「スーパージョッキー」「夜も一生けんめい」など多数のバラエティー番組に出演する。ニュース番組「きょうの出来事」に携わるようになってから報道を志願し、98年、社会部記者に転向。警視庁、厚生労働省、環境省の他、内省班キャップとして各省庁を兼任する。
2001年、政治部記者に異動。田中真紀子大臣当時の外務省、911テロ直後の防衛庁担当。同年末退社。ハンセン病をテーマにした「女子アナ失格」出版を機にゆるやかに活動を開始している。2008年、上智大学大学院入学、新聞学科研究科修士課程在学。現在二児の母でもある。

報道番組や取材記者時代に、ハンセン病の問題や障害者施設、阪神淡路大震災など、人の命の重みを目の当たりにしてきました。災害で家族を失ってしまった方々や、障害や偏見、差別などを受けながらも真剣に「生きる」ことに向き合っている方々との取材経験を通じて、私自身「生とは何か」を考えさせられました。取材現場でのエピソードやメディアの裏側なども絡めながら、「かけがえのない命」の重みを考えるきっかけになればと思います。