TVドラマ 「たそがれ」

坂本梅子詩集への旅

             初回放送日:平成14年10月26日(土) 14:00〜14:55

「たそがれ-坂本梅子詩集への旅」の中で描かれている戦争シーンは、及川一さんから当時の軍服や装備、映画撮影用の銃といった小道具を拝借し、演技指導を受けました。

この度、及川一さんが篠田正浩監督「スパイ・ゾルゲ」で2004年第27回日本アカデミー賞の最優秀美術賞を受賞されました。心からお祝い申し上げます。


秋田さきがけコミュニティーマガジン 
 ふるさとのゆとり生活誌Kyo郷 Vol47掲載
及川一さんのインタビュー記事はこちら 


「たそがれ-坂本梅子詩集への旅」の監督をされた秋田市出身の映像ディレクター那珂静男さんのインタビューが掲載されました。


秋田さきがけコミュニティーマガジン 
 ふるさとのゆとり生活誌Kyo郷 Vol71掲載
那珂静男監督のインタビュー記事はこちら 

 

【ドラマ制作主旨】

 人生には、楽しみもありますが、多くの苦悩が待ち受けています。そして「生・老・病・死」はそのまま医療への問題提起でもあります。
 私達には、命を授かり、命尽きるまで、この命を育てていく使命が与えられています。その人生の中で必ず「お薬」と出会います。「お薬」の元は、単なる化学物質でありますが、様々な知識を蓄え、その智慧を駆使することではじめて「お薬」として使えるようになります。そして重要なのは、安全性が確保され、薬の効果がしっかりと発揮できるように、様々な智慧を伝授してくれる薬剤師と巡り合っていくことだと思います。
 薬剤師は、命を育てるお手伝いをさせて戴きたいと願っています。この思いを込めて、県民と同じ視点で『命』を見つめ直し、その意味を探るドラマを制作いたしました。
 是非、多くの県民にご覧いただきたいと願っています。

 

【制作秘話】

>主演の高橋しげきさん

 ドラマのシナリオは、中仙町出身の坂本梅子さん(91才)の詩を題材とし、秋田市の那珂静男監督がオリジナルで書き上げたものです。ドラマのタイトルは坂本梅子さんの自筆によるものです。
 主演の高橋しげきさんは78才。このドラマを底で支えているのは、高齢者の方々です。その人生経験がこのドラマでは生きています。
 高橋しげきさんの友人、山谷初男さんに友情出演して頂いたのですが、今年の日程で開いているのが7月の最初の1週間ということで、7月1日に東京を車で発ち、撮影は7月2日の1日のみ。雨降りで蒸し暑く、おまけにライティング状態を保つために暗幕を張って窓は閉め切り、ライトの照らす熱で室温は40度を超え、サウナの中で撮影したような感じでした。
 制作スタッフは全て秋田県在住者です。おそらく、秋田県出身者だけで、プロデュース、シナリオ、撮影、編集してドラマを作ったというのは、初めてだと思います。その中で、秋田フィルムコミッション研究会をはじめ、映画制作に興味を持っている若者たちに無償で労力を提供していただきました。この場を借りてお礼申し上げます。

>山谷初男さん(友情出演)

 撮影のほとんどは、秋田県内で撮影しています。神奈川県鎌倉市と宮城県仙台市での撮影はそれぞれ1日で、通常の撮影ロケでは考えられない強行スケジュールでした。
 元々秋田県には超有名な映画関係者がいます。黒沢明監督の父親は中仙町出身、三船敏郎は鳥海町といった具合です。秋田県の若者たちはエネルギッシュです。そして、文学の世界においても多くの人々が活躍しています。そうしたことがしっかりと県外に情報提供されていないのが残念です。是非、若者たちのそれぞれの夢が育っていってくれることを願っています。
 このドラマをとおして、多くの方と知り合い、秋田県薬剤師会が考えていることを直接お伝えできたことを嬉しく思います。

 

>戦争シーン

 NHK秋田には、平成14年7月31日のクランクアップを迎えて撮影した戦争シーンを取材していただきました。この内容は、同日のお昼と夕方のニュースで、2回報道されました。また、8月16日の終戦記念日特集で予告編が放映されました。ここで利用されたインタビューは、8月6日に収録されたものですが、この時点では撮影が済んだだけで、全く編集されていませんでしたから、一体どのようなドラマに仕上がるのか全く分かりません。同日、17:10からのNHK秋田「てれびこまち」に那珂監督が生出演して、ドラマの内容を話したのですが、頭の中にシナリオはあるものの、まだ編集していないので具体的に答えられなくて困ったと話していました。本放送はABS秋田放送局ですが、その予告を公共放送に取り上げて戴いたなどということは前代未聞のことでした。
 また、魁新報社では、撮影が進んでいることを8月3日朝刊でカラー写真3枚を掲載して報道していただきました。実はこの中の一枚、メイキングビデオを撮っていた仲間が撮影中のカメラに入ってしまい「邪魔だ!おい〜?!どけ・どけ!!」と注意している写真なんです。


 5月19日本荘市でクランクインしたのは、「処方箋があるから」のCMを撮影した懐かしい友禅染「風工房」からの撮影です。この映像は、鎌倉ロケでの映像とミックスされ、あたかも鎌倉に工房があるように思えます。
 テレビドラマではありますが、映像はカット割、フレームの移動、人の配置等、映画的手法が随所に使われています。音楽は、「処方箋があるから」のオリジナルテーマ曲とパット・メセニーです。
 「たそがれ」には、坂本梅子さんの詩を朗読するシーンがいくつかあります。ここで、使用させていただいたテロップは全て坂本梅子さん自筆によるものです。
 多くの芸術家たちと、それを支えてくれた若者たちでドラマは制作されました。秋田県薬剤師会が伝えたかったことは、医療、健康、介護など相談できる相手として、気兼ねなく薬局をおたずね戴き、薬剤師に相談してもらいたいということです。
 「薬剤師は、命を育むお手伝いをさせて戴きたいと願っています。」
 このメッセージが皆様のお手元にお届けできたら幸いです。

 

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 秋田さきがけコミュニティーマガジン 
 ふるさとのゆとり生活誌Kyo郷
 Vol36 9月号 に紹介されました。


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