災害医療・薬事対応に関する研修プログラムの提供開始等について
今般、災害時の医療提供に関する基本的な知識の習得を目的として日本薬剤師会が作成した災害発生時の医療・薬事対応に関する研修プログラム・研修資材の動画コンテンツについて、「日本薬剤師会研修プラットフォーム」を通じて提供を開始いたしましたので、お知らせいたします。
本研修プログラムは、調剤報酬の連携強化加算においての施設基準として災害の発生時等において他の保険薬局等との連携に係る体制整備が求められていますが、連携強化加算に関する施設基準の内、1-(2)イ【医薬品の供給や地域の衛生管理に係る対応等を行うことについて、災害の被災状況に応じた対応を習得する研修を薬局内で実施する、又は、地域の協議会、研修若しくは訓練等に参加するよう計画を作成し、実施すること。また、協議会、研修又は訓練等には、年1回程度参加することが望ましい。】に係る被災地の薬局・薬剤師及び被災地支援を行う薬剤師が理解しておくべき通常医療との違いなどの基本的な知識の習得を目的に作成しております。
なお本教材は、厚生労働省令和6年度「薬剤師の資質向上等に資する研修事業」により作成したものです。
研修プログラムは、以下のプログラムのすべての研修を受けることで、全体の研修内容を網羅できるよう構成されています。
研修プログラムの時間数はあくまでも目安となります。
講師の所属・役職等は収録時期により異なる場合がございます。
なお、研修プログラム・研修資材、指針の公開後の更新等により内容を変更する場合、公開を停止する場合があります。
※日本薬剤師研修センターの研修単位の取得はございません。
研修プログラム
※研修プログラムの時間数はあくまでも目安となります。
日本薬剤師会研修プラットフォームのご案内
以上のリンクは、日本薬剤師会研修プラットフォームの案内ページになります。
利用登録方法や規約をご確認の上、登録完了後ログインして
「秋田県_【令和6年度厚労省事業】災害医療・薬事対応に関する研修プログラム」で検索いただくと研修ページを確認出来ますので本研修を受講したい場合はこちらからお願いします。
本プログラムについては、厚労省予算事業を活用して作成しております。広く薬剤師への展開を図る観点より、研修プラットフォームを利用した研修プログラムについては会員・非会員の別を問わず無料にて提供しております。
※連携強化加算に関する施設基準
1(1)(略)
(2)災害の発生時等において他の保険薬局等(同一薬局グループ以外の薬局を含む。)との連携に係る体制として、次に掲げる体制が整備されていること。
ア 災害の発生時等に、医薬品の提供施設として薬局機能を維持し、自治体からの要請に応じて、避難所・救護所等における医薬品の供給又
は調剤所の設置に係る人員派遣等の協力等を行う体制が整備されていること。
イ 医薬品の供給や地域の衛生管理に係る対応等を行うことについて、災害の被災状況に応じた対応を習得する研修を薬局内で実施する、又
は、地域の協議会、研修若しくは訓練等に参加するよう計画を作成し、実施すること。また、協議会、研修又は訓練等には、年1回程度
参加することが望ましい。
ウ 災害の発生時等において、地方公共団体や地域の薬剤師会等と協議の上で、当該保険薬局のみ又は当該保険薬局を含む近隣の保険薬局と
連携して、夜間、休日等の開局時間外であっても調剤及び在宅業務に対応できる体制が整備されていること。
(3)~(6)(略)
2~3(略)
令和6年3月5日付け保医発0305 第6号「特掲診療料の施設基準等及びその届出に関する手続きの取扱いについて」第92 の2連携強化加算より