【厚生労働省:地域医薬品提供体制構築推進事業】地域医薬品情報共有システムの先行導入について
「地域医薬品情報共有システム」導入の意向確認アンケート調査について(ご協力のお願い)
令和7年12月吉日
県内保険薬局 各位
一般社団法人秋田県薬剤師会
会 長 安田 哲弘
厚生労働省「地域医薬品提供体制構築推進事業」における
「地域医薬品情報共有システム」説明及び導入の意向確認について
会務運営に日頃格別のご協力を賜り厚く御礼申し上げます。
さて、秋田県薬剤師会が実施する厚労省予算事業「地域医薬品提供体制構築事業」では、地域医薬品集の作成を進めるため「地域医薬品情報共有システム」の導入を行います。
県内130薬局(大館北秋田支部40薬局、能代山本支部10薬局、秋田中央支部50薬局、本荘由利支部20薬局、湯沢雄勝支部10薬局)を対象に先行導入いたします。
日本薬剤師会では限られた医療資源を有効活用するため、薬局間の連携を推進し医薬品の提供体制を強化するアクションリストを公表しております。アクション2においては地域薬剤師会と地域薬局が連携のうえ医薬品情報の共有を行い、地域医薬品集を作成・活用することで、地域の医薬品供給の安定化を目指すこととされています。
県内保険薬局の皆様におかれましては、下記フォームより先行導入に関するご意向をお知らせください。システム説明動画もご用意いただきましたので併せてご視聴お願いいたします。
なお、今回、先行導入の対象外となる支部の皆様のご意向も非常に重要と考えております。ぜひアンケートにてご回答をお願い申し上げます。
【秋田県薬剤師会:地域医薬品情報共有システム 先行導入】
| 県内保険薬局のご意向アンケート ※初回集計 R7.12/15 (月) 15時 |
地域薬局向けシステム説明動画 |
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| https://forms.gle/guNWdS1pPnm6dYcv8 | https://x.gd/6cvob |
【地域医薬品情報共有システム説明資料】
【お寄せいただいた質問についての回答】
○フォームからお寄せいただいた質問についての回答(R7.12/15締め分)![]()
【先行導入費用等】
① ベンダー費用(NSIPS出力設定)0円〜20,000円※を想定
② アカウント発行費(導入支援)2,000円〜3,000円※を想定
③ 調剤システム処方IF共有仕様(NSIPS利用)11,000円
※各レセコンベンダーや導入件数により価格変動あり
上記①〜③の費用は、秋田県薬剤師会で負担します。
なお、上記①ベンダー費用の上限は20,000円で設定しています。
当該医薬品情報共有システムの利用料は無料です。
【先行導入に含まれていない支部の保険薬局への対応について】
地域医薬品情報共有システムの導入には、地域薬剤師会(支部)のご理解が不可欠です。
今後、支部で導入を検討いただきますので、今回、先行導入の対象外となる地域の保険薬局の皆様の意向も非常に重要と考えております。ぜひアンケートにてご回答をお願い申し上げます。
なお、次の場合は、対象外の地域の保険薬局の場合でも導入が可能です。
・すでに「株式会社ファルモ」のアプリ(日薬電子お薬手帳など)を導入済みの場合。
・導入費用(ベンダー費用:NSIPS出力設定)を薬局側で自己負担しても良い場合。
・先行導入予定薬局数に空きがある場合。
【先行導入の流れのイメージについて】
①県内保険薬局のご意向アンケートより「導入を希望する」とご回答いただいた薬局を取りまとめ、所属の支部へ報告します。
②支部において、希望された保険薬局の検討を行い選定をします。(導入予定数と希望数の確認など)
③支部から秋田県薬剤師会へ選定した先行導入薬局を報告いただきます。
④秋田県薬剤師会から先行導入する対象薬局へ、参加申込URLをメールでご案内します。
⑤メールを受け取った保険薬局は、参加申込URLより申込を行なっていただきます。
⑥申込が完了した保険薬局へ、株式会社ファルモよりご連絡し導入の準備に入ります。
【日本薬剤師会:地域医薬品提供体制強化のためのアクションリスト】
人口減少社会の中、地域では過疎化の進展や医療資源の減少などの構造的変化が進んでいます。変わりゆく社会環境の中で、地域において限られた資源を有効かつ適切に活用し、地域住民のみなさまに必要な薬剤師サービスを継続的に提供していくためには、これまで各薬局の個々の努力により、また薬剤師会組織による会員相互扶助の観点で取り組んできた医薬品・薬剤師サービス提供を「地域体制」の観点から再点検・再構築する必要があり、そのためには、薬局間の連携と、薬局間連携の核となる地域薬剤師会の役割が重要となるとともに、行政的視点からの「当該地域の医療提供体制に則した医薬品提供体制」の視点が必要となると考えています。
本アクションリストは上記の視点を踏まえ、地域の薬剤提供を担う当事者(地域薬剤師会・薬局)目線での具体的な取組事項を、取組のステップごとに「アクション」として定めたうえで、「地域薬剤師会の取組事項」「薬局の取組事項」としてまとめたものです。
日本薬剤師会では、都道府県薬剤師会・地域薬剤師会、全国の薬剤師・薬局とともに、本アクションリストの実行を通じて、地域の実情に応じた医薬品提供体制の強化に努めて参ります。
(日本薬剤師会)地域医薬品提供体制強化のためのアクションリスト
https://www.nichiyaku.or.jp/yakuzaishi/activities/division/actionlist

