第47回秋田県薬学懇話会学術大会

<第47回秋田県薬学懇話会学術大会開催のお知らせ>

会員の皆様には、いつも当委員会の事業にご協力いただきありがとうございます。

以前よりご案内しております通り、今年度の薬学懇話会は例年の他学会や年度末の繁忙期の会期を見直し、12月に開催することなりました。今年度のメインテーマを、
「薬剤師が地域のライフラインとなるには」
とし、皆さんのご発表を交えながら、今一度地域において我々に求められる役割とは何か、再確認する機会になればと考えております。

近年、地域において求められる薬剤師の役割は、医薬品の供給拠点、在宅対応、夜間・休日の対応、健康サポート、新興感染症・災害等の有事対応、医薬品関連情報の発信、薬事衛生、等々多岐にわたります。ですが、これらの役割の全てを特定の薬局・薬剤師だけで担うこと困難です。地域全体で効率的・効果的に必要な薬剤師によるサービスを提供していくには、地域で連携して対応する仕組みを構築することが重要だと考えます。その第一歩は自分達の活動を「知ること」「知ってもらうこと」ではないでしょうか。自身の取組みを発表することで自分のスキルアップや周囲の発展にも影響を与えます。

多くの会員の皆様のご参加をお待ちしております。

 

開催日時:令和7年12月20日(土)   15:00 ~ 17:30

令和7年12月21日(日)   9:30 ~ 12:25

開催場所:秋田県総合保健センター 2階 大会議室

参 加 費:会員1,000円(内税10% 91円) 非会員4,000円(内税10% 363円)

学生無料

※日本薬剤師研修センター単位申請中です。

 

 

  • JPALSコードおよび参考PS(プロフェッショナルスタンダード)

12月20日(土)05-2025-0034-101

12月21日(日)05-2025-0035-101

1-1-1 薬剤師として、生涯にわたって自ら学習する大切さを認識できる

1-1-2 薬剤師として、社会のニーズを把握できる

1-1-8 医療の理念と薬剤師の責務を説明できる

3-5-1 災害時における薬剤師の役割を説明できる

3-5-3 災害発生時に適切な初期行動をとることができる

※PSは主催者側の意図した到達目標により設定されています。自身が研修を受けての目的、到達目標ごとにそれぞれのPSを設定し、JPALSのポートフォリオに記載してください。

 

第47回秋田県薬学懇話会学術大会プログラム

メインテーマ『薬剤師が地域のライフラインとなるには』

日時:令和7年12月20日(土) 15:00~17:30

令和7年12月21日(日)  9:30~12:25

場所:秋田県総合保健センター 2階 大会議室

〒010-0874 秋田市千秋久保田町6番6号

◆プログラム◆

1日目 12月20日(土)  15:00~17:30                   

14:00~       受付開始

15:00~15:05  開会の辞          秋田県薬剤師会  会長 安田 哲弘

15:05~15:35  特別講演 災害支援における薬剤師の使命

 -モバイルファーマシーと融和団結の実践-

宮城県薬剤師会 常任理事 髙橋 文章 氏

15:35~16:20  一般演題 (口頭発表3題)

座長  戸松 大輔(赤玉薬局 八竜店)

1.薬剤師会活動における情報システム検討委員会の役割と成果

秋田県立循環器・脳脊髄センター薬剤部 木元 健寛 氏

2.秋田県薬剤師会学校薬剤師部会の取組について

秋田県薬剤師会学校薬剤師部会  鈴木 豊 氏

3.秋田から発信!LINEでひらく新しいドーピング相談

-ニーズと効果分析-

佐野薬局御野場店 長岡 智子 氏

 

16:20~16:30  (休憩)

16:30~17:30  一般演題 (4題)

座長  安保 和彦(大曲調剤薬局)

4.地域での医薬品流通状況確認のための検索システムの開発

-LINEで簡単検索-

秋田県薬剤師会/秋田県薬剤師連盟/雄和薬局 安田 哲弘 氏

5.在宅看取りにおける薬剤師介入が患者および家族支援に寄与した一例

医療法人圭尚会きさかたクリニック 小林 裕幸 氏

6.薬薬連携を強化した入院前服薬整理~服薬情報等提供料3の取り組み~

大館市立総合病院 鈴木 剛 氏

7.第1回薬薬連携研修会報告

秋田県薬剤師会病院勤務部会,秋田県病院薬剤師会薬薬連携特別委員会

細谷 彌智之 氏

一般演題(ポスター発表)

8.適切なお薬相談の実現に向けて

一般社団法人秋田県薬剤師会 医薬品情報センター 浅利 嘉代子 氏

 

※1日目終了(モバイルファーマシーは18時まで見学可)

 

2日目 12月21日(日)  9:30~12:25                    

9:00~       受付開始

シンポジウム「もし、秋田県で災害が発生したら…」

9:30~ 9:50 使ってみようかさねるハザードマップ

災害医療検討委員会委員長 堀野 玄

9:50~10:20 秋田県における災害時保健医療福祉体制

秋田県医務薬事課 政策・地域医療チーム 今野 巧也 氏

10:20~10:50 災害時における薬剤師の活動と役割等について

宮城県薬剤師会 顧問 山田 卓郎 氏

10:50~11:50  基調講演

「 自県が被災した際の対処法について(日赤災害救護訓練の報告を兼ねて) 」

秋田赤十字病院 救急救命センター長 大村 範幸 氏

11:50~12:15  総合討論

座長 災害医療検討委員会委員長 堀野 玄

12:15~12:20  薬懇賞授与  秋田県薬剤師会 副会長 佐々木 修

12:20~12:25  閉会の辞    秋田県薬剤師会 副会長 佐藤 友紀

 

※プログラムは変更となる場合があります。

※2日目もモバイルファーマシーの見学は可能ですが12時までとなっております。

 

===============参加申し込みについて===============

・申し込み受付期間

令和7年10月31日(金)~12月15日(月)12:00

・参加費は現地・Webどちらでも同額といたします。

・託児所の準備はいたしません。

申し込みは日本薬剤師会研修プラットフォームにてお願いします。

https://nichiyaku.manaable.com/

・発熱や体調不良のある方は、現地参加を断らせていただくこともありますのでご了承ください。