『薬の使用期限』(くすりのしようきげん)

一般用医薬品には、有効期限や使用期限の表示のあるものや表示のないものがあります。
有効期限や使用期限があるものは期限を過ぎたら使用しないようにしましょう。

期限表示のないものは一般的に医薬品の製造から消費までの期間、未開封の状態で通常3年とされていますが、開封後は適切に保管されていれば、医薬品の製造から消費までの期間内で6ヵ月程度を目安とすると良いでしょう。
しかし、保管方法や使用時に適切に使用されていない場合には品質に大きく影響しますので、薬の説明書等に記載されている保管方法を守りましょう。不明な場合には、薬剤師に相談しましょう。

医療用医薬品の場合は、服用が必要な期間分のお薬が渡されていますが、症状の改善などで薬があまってしまう場合があります。
医師がその時の患者さん1人1人の症状、年齢、体質などにあわせて処方している薬です。
以前にもらった薬が、現在の症状に本当にあったものかわかりません。同じ症状でも原因が違う場合があるので注意が必要です。
また、自分の薬を他の人に服用させてはいけません。思い切って捨てることが必要です。使用期限は処方日数までです。わからない場合は、医師または薬剤師に相談しましょう。