第21回「脳科学から考える認知症」

【開催日】令和5年11月5日(日)

【時間】13:30~15:30

【会場】ホテルメトロポリタン秋田 3F グランデA

【講師】恩蔵 絢子 氏

【講師詳細】
1979年、神奈川県生まれ。脳科学者。専門は自意識と感情。2007年、東京工業大学大学院総合理工学研究科知能システム科学専攻後期博士課程修了(学術博士)。現職、東京大学大学院総合文化研究科特任研究員。著書に『脳科学者の母が、認知症になる』(河出書房新社)、共著に『なぜ、認知症の人は家に帰りたがるのか』
(永島徹との共著、中央法規)、『化粧する脳』(茂木健一郎との共著、集英社)、訳書に『ドーパミン中毒』(新潮社)、『生きがい』(新潮社)、『顔の科学』(PHP研究所)がある。
同居する母親が、2015年にアルツハイマー型認知症と診断され、以来娘として生活の中で表れる認知症の症状に向き合ってきた。一方で母を脳科学者として客観的に分析することで、医者/患者、科学者/被験者という立場で研究するのとは違った認知症の理解を持つにいたり、情報を発信している。高齢者の創造性に強く関心を持つ。